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まつもとあつしの日々徒然

はてなダイアリーからようやく移行しました

不謹慎と無配慮は違う

東北関東大震災、その後の計画停電という事態になっています。
Twitterを見ていると、人々の心の動きが現れているようにも思えます。

通信環境がまだ回復するべくもない被災地の方々はTwitterを活用どころでは無いはずで、タイムラインは被災地の外にいる私たちの声が中心です。
イベントの自粛・延期に対して、経済活動をこれまで通り続けることこそが復興につながるという反応も多く見られます。
わたしも同じ意見です。

しかし、現実問題として人や物の移動がままならずキャンセルになるということもあり得ます。
興行の場合は、お客が入らなければ赤字になってしまうという主催者側の判断もあるでしょう。
自粛することを、批判するというのは益のないことだと感じます。

また、Twitter上では「復興につながる経済活動を続けること」を意図するあまり、敢えてTwitter上に喰ったり飲んだりする様子を扇情的に投稿する方が居ます。意図自体はよく理解できるのですが、やはり被災地の現状を慮っていただければと思います。

阪神大震災の数日後、わたしはボランティアとして神戸に入りましたが、まだ食事が普通にできる状態では全くありませんでした。
道の亀裂から溢れる水道水を被災した方がコップでバケツなどに移していた様子が強く印象に残っています。
電車でほんの30分ほどしか掛からない大阪駅についたとき、普段通りの光景が広がっていて目眩を覚えたのをよく覚えています。

いまIT業界では被災地もしくはその周辺で役立つサービスを不眠不休で立ち上げる人たちがいます。
メディアの方々も、情報を整理し正確に伝えることに汗を流しています。
普段通りの生活を送る、ということと遊んでその様子を投稿するのは違うということを強調しておきたいと思い、この記事を書きました。

<さらに追記>
どうも「不謹慎」問題への反応を見ていると、「無配慮な投稿をする」→「それを批判される」→「さらに無配慮な投稿をする」という連鎖反応になっているようです。批判も煽りもいずれもエネルギーの使い方としてはホトホト無駄ですので、イラッときたらアンフォローするのが良いかなと思います。

ミュート機能(一時的に特定のアカウントの投稿を見えなくする)を推奨いただくこともありますが、静かな省エネ型の抗議としてはアンフォローも有効ではないかと考えています。

そして、こういう時こそBLOGの出番かも知れません。苛立ちを誰にぶつけるでもなく、BLOGに書き殴るだけでもずいぶんと平常心を取り戻せます。
このエントリーもその一環ですね。

#2011.03.15 20:32 タイトルを変更しました。
#2011.03.16 15:46 さらに追記しました。